これが世界最強の磁石だ!

現在、実用品として販売されている中で最強なのは「ネオジム磁石」です。
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その力は驚くほど強く、1万円札だって宙に浮かびます。

これは、1万円札に磁気インクが使われているためで、ネオジムくらい強力だと、その微量な磁気にも反応できるのです。

1982年に日本人によってつくられました。

その後、この強力な磁力で、様々な製品の小型化や高効率化が実現し、CO2の排出削減にもつながっています。

例えば、現在、産業分野で使用されるモーターは「誘導モーター」が主流ですが、これをネオジム磁石を使用した、「永久磁石モーター」に置き換えると、どんなことができるでしょう。

答えは、
・省エネルギー
・高効率
・低燃費
・小型、軽量化
などです。

現在、磁石によるエネルギーは「補助」の形でしか生まれませんが、100%磁力のエネルギーシステムが出来上がれば、燃料を使わずに済むようになります。

もしそれが実現できたら、科学や産業の歴史は、また新たに大きな一歩を踏み出すことになるでしょう。

ネオジム磁石の材料は何?

【ネオジム(周期表第3族属)希土類元素】
ネオジムという名は、それまでは元素だと考えられていたジジム(didym)が、2つの成分に分けられたことを発見したことで、didymos(双子)になり、それにギリシャ語で新しいという意味の「ネオ」を足しました。

ですから最初は「ネオジジム」、次第に「ネオジム」となりました。
「ネオジウム」と呼ばれるのは、ネオジジムとは別のルーツがあって、ドイツ語である「ネオジューム」をネオジム以前に使う事が多かったためです。

主に磁石の材料としての使い道があります。
中国でとれるのですが、戦略的に輸出に制限をかけたため、一時期価格が高騰しました。

【鉄(周期表第[族属)鉄族元素】
ラテン語の「Fe」は、ferrumが元になっています。
身近な金属で、日常のあらゆるところで目にします。
磁石が引き寄せる物質としても有名です。
ネオジム磁石が錆びやすいのは、鉄が配合されているためです。

【ホウ素(周期表第13族属ホウ素族元素)】
ホウ素は、ホウ紗、ホウ酸などの姿で見かけることが多くあります。
ホウ紗は、スライムを作る時に使いますし、ホウ酸は害虫やねずみの駆除に使われています。
磁石以外にも、防腐剤や薬としても使われています。